清澄白河へ行ったのは、今回2回目。
前回は、昨年の10月。清澄白河から深川まで歩きました。
当時は、まだyoutubeを始めたばかりで、カメラの使い方すらまだアタフタしていた様な記憶。
流石に2回目、しかもyoutubeを始めて時間も経ったし、前回と似たような散歩になってしまわないだろうかと、一抹の不安。
でも、スタートして早々にそんな不安は微塵もなくなるほど楽しい街でした。
カフェとコーヒーの街 清澄白河
この日は、まだ東京は梅雨空を引きずった季節。直前まで雨が降っていて、日中の束の間の晴れ間。
清澄白河といえば、東京都現代美術館があって、ブルーボトルコーヒーのフラグシップカフェもあって、おしゃれでかわいい雑貨もありそうな街。
私も、その清澄白河の一部分だけで街をイメージしていて、実際に前回はそんな印象を持っていました。
しかし、今回は駅前の「清澄長屋」と呼ばれる、旧東京市営店舗向住宅や清澄庭園などをめぐり、深川江戸資料館なども経由。
やっぱりこの街に暮らした人の歴史を知ると、今のコーヒーの街として注目される清澄白河もなかなか感慨深いと感じました。
物流の街
古く江戸時代には、江戸に物資を運ぶ物流の街として、森下〜深川、門前仲町あたりまでは、多くの運河が張り巡らされていた場所。
清澄白河も、現在もその名残が残っていて、元運河として利用されていた川が残っています。
となると、暮らしていた人は商人や職人さんが多かっただろうし、駅前にあった「清澄長屋」も、関東大震災の支援復興事業の一環で建てられたもの。
そんなことから、清澄白河のあたりには倉庫のような大きな建物も広い土地も多く、それが現在のカフェや、美術館などに再利用されている街らしい。
いってしまえば、古くからの職人さんの街。
よく、蔵前が東京のブルックリンとして、NYのクリエイターの多く暮らすブルックリンに例えられることがあるのですが、清澄白河も街の成り立ちはとても近い感じ。
クリエイティブな歴史のある街
ものを作り出す人、ひとつの技に向き合う人ってなんであんなに魅力的なのだろうか。
形に残る残らないを問わず、やっぱりかっこいいなと思ってしまいます。
美味しいコーヒーの追求だってクリエイティブなことには変わりなく、それは間違いなく街の魅力になっているんだ思った次第でした。
清澄白河を散歩してみて
街の個性というかカラーみたいなものは、人の好みはさまざまだと思います。華やかな勢いのある街が好きな人、静かな古いものや時間が横たわる街を良しとする人。
他にも、きっと様々なカラーや好みがあると思う。そして、それはどれも良いとも思っています。
けれど、この一見わかりにくいクリエイティブな歴史のある街の魅力って、とても特殊で歴史とか下町文化だけでは無いような気がします。
きっと、そこに暮らした人たちが作り上げた街の空気なんだろう。その空気感がなんともかっこいい。
清澄白河はそんな街でした。
そして、毎回清澄白河へ行くタイミングで、東京都現代美術館が休館している自分の運の悪さもひしひしと実感する場所でもあります。
清澄白河の散歩の動画はこちら
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