旅行記

シンガポール旅行は見所満載!観光エリア6選を紹介

2018年にアメリカで公開された映画「クレイジー・リッチ」(Crazy Rich Asians)は、映画批評家たちの間で話題になり、アメリカの映画批評集積サイト「ロッテン・トマト」(Rotten Tomatoes)では、批評家の支持率は91%という高い評価を受けました。

ハリウッドによる、初の全てアジア人キャストの映画です。その舞台となったのが、シンガポール。

今やさまざまな分野で世界中から注目を集める国です。今回はそのシンガポールの見所を、簡単にエリア別で紹介していきたいと思います。

アメリカの映画評価サイト
Rotten Tomatoes

 

Contents
  1. シンガポールについて
  2. シンガポールおすすめ観光スポット マリーナベイ (Marina Bay)
  3. シンガポールおすすめ観光スポット シティーホール(City Hall)
  4. シンガポールおすすめ観光スポット クラークキー(Qlarke Quay)
  5. シンガポールおすすめ観光スポット チャイナタウン(chinatown)
  6. シンガポールおすすめ観光スポット ブギス・アラブストリート(Bugis & Arab street)
  7. シンガポールおすすめ観光スポット リトルインディア(Little India)
  8. シンガポールおすすめ観光スポット セントーサ島(Sentosa)
  9. シンガポールおすすめ観光スポット まとめ

シンガポールについて

1番の特徴としては、とても国土の狭い国であるということ。広さは、東京の23区ほどしかありません。

地図で見ても、とても小さくてマレー半島の先に小さく浮かんでいる島です。

車でシンガポールの西端から東端まで移動すると、1時間ほどで行きついてしまうほどとても小さな国です。

多民族、多宗教、多文化

国政策として移民を多く受け入れてきた歴史があり、多民族の国家です。

人口比率は、華人(中華系)が74%、マレー系が14%、インド系が7.9%、その他が1.4%。

比率の大きい、華人、マレー系、インド系の3文化が共存する形で、メディアやコミュニティが形成されています。

少し前の調査ですが2014年では、シンガポールの国籍保有者は61.12%で、残りは外国籍でした。そのくらい、移民や出稼ぎなどが多い国でもあります。

また、人口密度も高く、2019年6月で人口は約570万人。密度は、約7,900人/平方㎞。これは、国としては、マカオ(中国の特別行政区)についで世界2位です。

ちなみに、世界で一番人口密度が高い都市は、東京。東京は、インドのデリーよりも人口密度は高い場所。

シンガポールも、東京ほど人は多くありません。

多民族国家なので、宗教もいろいろ。仏教、道教、キリスト教、イスラム教、ヒンズー教などそれぞれの宗教が共存しています。

お互いの宗教を尊重し、シンガポールの祝日は、それぞれの宗教に関する祝日が含まれています。

もちろん、それぞれの文化の数だけ食も豊か。女性の就業率も高く、自炊よりも外食が主流。

フードコートやホーカーがたくさんあり、深夜近くでも食事ができるところも多くあります。

多種多様の料理があり、福建や四川といった中華はもちろん、インド料理、マレー料理、プラナカン料理、ハラルフード、和食、フレンチ、韓国料理、イタリアンなどなどバエティ豊かです。

多言語国家

公用語は、英語、マレー語、中国語(北京語)、タミル語の4つ。行政では英語、マレー語などが多く使われるようです。

教育は英語中心なので、若い世代は英語と自分の民族の言葉を話すバイリンガルが多いそう。

また、特徴的なのが「シングリッシュ」(Shinglish)。

英語と、福建語、マレー語などが混ざった英語(?)で、「OK!OK!」を「Can!Can!(できる!できる!)」と言ったり、文末に「Lah 」などがついて「OK Lah」と言ったりします。

たまにお買い物や食事に行った先で耳にしたりします。

厳しい罰金制度

これだけ多くの移民や文化が共存するので、やはり秩序を保つのも大変。シンガホールは、とても厳しい公衆道徳政策があります。

例えば、ポイ捨てや、唾を道でペッと吐いたり、トイレの水を流し忘れたり、公共交通機関の車内で飲食したり、バケツに水を溜めたまま放置していまうと罰金や、厳しいと鞭打ちが科されたりします。

チューインガムの販売や所有も禁止されているので、入国の際に見つかると没収されます。ちなみに、メントスはOK。笑

とは言っても、注意を促している程度で、路上喫煙は結構見かけます。これらの政策を皮肉ったロゴTシャツもお土産として販売されています。

順調な経済成長

シンガポールと言えば、以前CMなどでも有名になった屋上プールのあるベイサンズホテルなどが立ち並ぶ、ベイエリアのイメージ。

勢いがありそうな感じは、なんとなく伝わります。

国土が狭いということは、それだけ資源も少ないのですが、貿易や金融業、海外からの企業の誘致などで、国民1人あたりのGDPは世界3位。

世界銀行による、ビジネスのしやすい国ランキングでは、ニュージーランドについて世界2位にランクされています。

世界銀行によるビジネスしやすい国ランキング
Ease of doing business ranking

では、続いてエリアごとの見所を紹介!

 

シンガポールおすすめ観光スポット マリーナベイ (Marina Bay)

シンガポールの象徴、マリーナベイサンズとマーライオンのある場所です。シンガポールのイメージと言えば、ここですよね。

マリナーベイ・サンズ(Marina Bay Sands)

おなじみの、ビルの上に船が乗っているホテルを含む総合型のリゾート。

とても斬新な構造で、シンガポールを代表するアイコン的な建物です。

地上200メートルにある、船の部分、インフィニティープールは、ホテル宿泊者のみの利用。高層ビル群が一望できる絶景を楽しむことができます。

しかし、宿泊しなくても、サンズスカイパークから、その絶景を楽しむことができます。

また、屋上の飲食店も、宿泊者じゃなくても利用できるので、食事をしながら絶景を楽しむこともできます。

ショッピングモールには、世界中の高級ブランドが集まっており、カジノもあります。

また、アートサイエンスミュージアムでは、お台場にもあるチームラボの常設展を見ることができます。

マーライオン(Merlion)

シンガポールといえば、まずこれ。世界3大がっかりスポットとも言われていますが、なかなかの迫力です。

夜のライトアップされた姿もきれいです。

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(Gardens by the bay)

シンバポールを代表する、巨大な国立公園です。公園自体は無料で入園することができます。

巨大な、スーパーツリー・グローブは、夜になるとイルミネーションでドレスアップされます。

 

シンガポールおすすめ観光スポット シティーホール(City Hall)

シンガポールの南部に位置するエリア。近代シンガポールの発祥の地といわれ、かつては政治や経済の中心だった場所です。

旧最高裁判所や旧政府省庁などの重厚な歴史ある建物が多く、博物館や美術館など観光スポットも多いエリアです。

ラッフルズホテル(Raffles Hotel)

シンガポールの高級ホテル。ホテルの敷地内にはショッピングアーケードがあり、ホテルオリジナルグッズなどがそろっています。

ここのマグカップがとても人気。

シンガポール国立博物館(National Museum of Singapore)

ビクトリア様式の建物で、シンガポールの歴史と、多民族の文化を紹介しています。展示は日本語で聞くことも可能だそう。

セントアンドリュース大聖堂(St Andrew’s Cathedral)

ゴシック建築の大聖堂です。19世紀の中頃に建てられ、東南アジアでは最古のイギリス国教会の建物。とても素敵なステンドグラスを見ることができます。

 

シンガポールおすすめ観光スポット クラークキー(Qlarke Quay)

ここは、19世記以降、倉庫街とてシンガポールの貿易を支えた場所。

現在は、その建物に多くの飲食店が入り、夜になるとライトアップされとても賑わいます。東京でいう、新宿、渋谷のような場所です。

川沿いのレストラン街

昼間はパステルカラーが印象的な場所ですが、夜になるとカラフルにライトアップされ、川には観光ボートが行き交います。

各国の美味しいものが集まっています。また、いろいろなタイプのクラブがあり、欧米人を中心にとても盛り上がっています。

ジーマックス・リバース・バンジー(G-Max Reverse Bungy)

これは逆バンジーで、地上から空中に放り出されるタイプ。夜になると、鮮やかにライトアップされます。

他にも、エクストリームスイングという空中ブランコもあります。

 

シンガポールおすすめ観光スポット チャイナタウン(chinatown)

露天が続く通りはお土産探しにぴったりです。

シンガポールは華人(中国人)が多くの割合を占めるので、日本の中華街よりもさらに、中国に近い雰囲気があります。

パゴダストリート(Pagoda Street)

お土産物や、衣類、小物の露天が立ち並ぶ通りです。ただ眺めて歩いているだけでも楽しい場所です。

シアンホッケン寺院(Thian Hock Keng Temple)

シンガポールで最も古い道教の寺院です。

スリ・アリアマン寺院(Sri Mariamman Temple)

シンガポールで最も古いヒンドゥー教の寺院です。

 

シンガポールおすすめ観光スポット ブギス・アラブストリート(Bugis & Arab street)

イスラム文化の濃いエリアです。近代的な地域と、古い歴史ある地域が合わさったシンガポールらしいエリアです。

ブギスジャンクション(Bugis Junction)

若者が集まる、オシャレなショッピングセンター。お買い物に便利な場所です。

サルタンモスク(Sultan Mosque)

シンガポールで最も古く、一番大きなイスラム教寺院です。服装の制限などがあるので、行かれる際は事前に確認することをおすすめします。

アラブストリート(Arab street)

絨毯やシルク、ランプなどが売られています。本場の絨毯が購入できます。

 

シンガポールおすすめ観光スポット リトルインディア(Little India)

インド人街です。ここは、チャイナタウンやアラブストリートよりも、より異文化を感じることができます。

ムスタファセンター(Mustafa Centre)

リトルインディアといえば、ここ。

シンガポール版ドンキとも言われていますが、ドンキよりも、もっとたくさんの品物があります。24時間、365日ストイックに営業しています。

 

 

シンガポールおすすめ観光スポット セントーサ島(Sentosa)

シンガポール内のリゾートです。現在も集中的に開発が進んでいます。

以前はここに、シンガポール最大のマーライオンがあったのですが、2019年10月で再開発のため取り壊されることになりました。

USS(ユニバーサルスタジオシンガポール)

シンガポールにもあります。ほぼ日本と同じ。

カジノ

シンガポールで2つ目のカジノがあります。

さまざまなレジャー施設

インドアスカイダイビングや、ウェーブハウスという水流でできるサーフィンを楽しむ施設などがあります。

 

シンガポールおすすめ観光スポット まとめ

東京の23区ほどの大きさに、これだけの異文化が混ざった国がシンガポールです。

これほどの文化の多様性は、ニューヨーク以上。また、シンガポールでは、それらが混ざり合い、新しい文化を作っています。

さらに、奇跡の経済成長といわれためざましい経済成長にで、マリーナベイサンズのような新しい街と古い昔ながらの街並みを残すエリアが混在しており、豊かな国際色を感じることができます。

次回からは、そんなシンガポール旅行編です。観光スポットをもう少し詳しく紹介していきたいと思います。

ABOUT ME
hitujico/ひつじこ
東京都内に住んでいます。 好きなこと・興味関心は、街歩き、旅行、本を読むこと、料理、美術館巡り、喫茶店巡り、文房具など。