旅行記

シンガポール旅行準備|必要なのは冷房対策と突然のスコール対策です

今回は、シンガポール旅行の準備編です。

海外旅行に基本的に必要なものは、以前にも紹介したニューヨーク編ハワイ編とほぼ変わりません。

シンガポールに行った時は、現地に1ヶ月ほど滞在していたので、その時に感じた必要と思ったものや、そこまで気になくても大丈夫だったよというものを紹介したいと思います。

シンガポールの年間の気温

シンガポールを地球儀で見てみると、ほぼ赤道の真下に位置する国であることが分かります。

年間を通して非常に温暖で、時期に関係なく、基本は日中30℃以上になります。

しかも、熱帯に属する気候なため、湿度も高く80%をこえることが多いので、とっても蒸し暑い国です。

 

 

シンガポールの雨季と乾季

シンガポールは、だいたい10月から3月頃までが雨季4月から9月頃が乾季という気候に分けられています。

雨季も乾季もほぼ気温に変化はありませんが、降水量はやはり雨季は多くなります。年間を通しても、どの月も東京よりも多く雨が降ります。

雨季に雨が多いと言っても、東京の梅雨のようにずっとシトシトと降っているわけではなく、1〜2時間まとめてザーッと雨が降ります。

なので、雨季の時期はどこに行くにも折り畳み傘は必須。男性でも、ノーバックで歩いていても折り畳み傘は必ず持っています。

乾季は、降水量は少ないですが夕方にスコール(日本の夕立のような激しい雨)が多くなります。

また、乾季は日差しはとても強く、日焼け止めと日傘は欠かすことができません。

 

室内はクーラーがとても強いので注意

外が暑い一方で、室内はクーラーでとても冷えています。室内で長く過ごす場合は、羽織りものがあると便利です。

しかし、夜にあるとグッと気温が落ちます。ホテルなどでも、夜はクーラーを使わずに過ごすことが可能な日もあります。

昼と夜で気温差がとても大きいのも特徴です。

 

シンガポールであると便利な持ち物

これまでにも、ニューヨーク編ハワイ編などでも書いているので、機内での必需品やパスポートなどの基本的に必要な物というのは今回は省きたいと思います。

 

折り畳み傘はシーズン問わず必須

繰り返しになりますが、シンガポールはとても雨が多い国

雨が多いと言っても、日本のように「今日は午後から雨がふる」という感じではなく、外出先で「突然豪雨になった」ということがほぼ毎日あります。

しかし、その雨も1時間〜2時間ほどであがります。

なので、大きな傘を持ち歩くのはかえって不便なのです。現地の人も、必ずといって良いほど折り畳み傘を持ち歩いています。

また、女性は日差しなどが強いので日傘も必要になるので日傘と雨傘を兼用できるものが便利だと思います。

私も、現地では日傘・雨傘兼用の折り畳み傘を使用していました。あと、軽いものがオススメです。

 

ホーカー文化の国。ウエットティッシュとハンドジェルはあると便利

シンガポールは、どこのショッピングモールに行ってもホーカー(屋台街)があります。とても手頃で、美味しいものを食べることが便利。

しかし、ホーカーは、日本のようにお手拭きなどが用意されているところはとても少なく、一部レストランなどでも、お手拭きはありません。

たまに、おしぼりが出ても有料だったりします。

なので、ウエットティッシュ除菌ジェルがあるととても便利です。出先で、急に食事をすることになっても、大活躍してくれます。

 

 

日焼け対策と羽織るもの

日差しがとても強い国なので、日焼け対策は必要です。日傘を持っていても、日焼け止めや帽子などがあった方が安心です。

特に、乾季はとても日差しが強くなります。少し歩いただけでも汗だくになります。

しかし、室内に入るとエアコンがしっかり効いてるので、汗が一気に冷やされて寒くなってします。

日焼け対策と、室内の羽織りものが兼用できるような上着やストールなどが1枚あると大活躍します。

 

携帯ウォシュレットはあると便利

シンガポールのトイレ事情は、それほど大変ではありません。

ホテルやレストランなどのトレイはとても綺麗で、日本と大して変わりありません。

しかし、中心部から少し離れた場所へ行くと、やはりトイレットペーパーが無かったり、流していない・・!?ということもあったりします。
(トイレを流さないのは、刑罰で厳しく取り締まっていますが、たまにあります。)

あと、やはり高級ホテルでもウォシュレットがついているトイレは、ほとんどありません。

なので、もし気になるのであれば携帯ウォシュレットがあると安心です。

 

シンガポール現地でSIMかポケットWi-Fiか

 

SIMの場合

シンガポールは、日本よりも通信料の単価が安く、空港や現地のコンビニなどで簡単に購入できます。

設定が無理なくでき、1人で利用する場合は、SIMがオススメです。

購入には、枚数制限があり、1人3枚まで。身分証の提示が必要なため、パスポートが必要です。

お値段は、購入したSIMやプランにもよりますが、だいたいS$15〜。しかし、これはスマホがSIMフリーであることが前提です。

日本でドコモやソフトバンク、auなどのキャリア端末を使用している場合は、SIMロック解除の手続きが必要です。

使っている携帯のショップで事前に調べて手続きの必要があります。

 

ポケットWi-Fiの場合

ポケットWi-Fiの場合、空港で受け取りができ、設定の面倒な手間も少ないのがメリットです。

スマホがSIMフリーに対応していなくても利用ができ、複数の人で利用もできます。

なので、2人以上でシェアする場合であればポケットWi-FiでもSIMそれほど差がないと思います。

シンガポールだとグローバルWi-FiやWi-Ho!(ワイホー)などが、お手軽で料金も安いです。しかし端末が大きいと持ち歩き少々不便。

イモトアヤコさんでおなじみのイモトのWi-Fiは、定期的に50%offのキャンペーンをしており、端末も軽く設定も楽です。イモトのWiFi<<特別割引>>50%オフ&送料無料

5日以上の滞在であればSIM、5日以下の滞在ならポケットWi-Fiでも大きな差はつきにくいと思います。

 

シンガポール現地の服装

とにかく暑いので、男性も女性もとても軽装です。

 

基本的には

女性は、結構年配の方でもショートパンツにノースリーブ、そしてサンダルかビーチサンダルといった格好をよく見かけます。

あとは、風通しの良いゆったりとしたワンピースなどが多い印象です。

男性も、お仕事中以外のプライベートで長いズボンを履いてる方はあまり見かけません。

バミューダパンツのようなハーフパンツにTシャツやポロシャツが年代を問わず多い格好だと思います。

湿度も高いので、通気性の良い格好が多く、女性もかなりラフな格好をしています。

あとは、日焼けや紫外線対策でサングラスや帽子はあると便利です。

女性の場合は、温度調節できるように羽織りものやストールを羽織ったり、腰に巻いたりしている人も多いです。

 

シンガポールのドレスコードがあるエリア

まずは、ドレスコードというか服装に厳しい場所、ヒンドゥー教の寺院です。シンガポールで一番厳しいのは、アラブストリートのモスクです。

女性の肌の露出はNG。ノースリブやショートパンツの場合は、入り口でローブを貸し出してくれます。モスクでは土足も厳禁です。

あとは、カジノです。シンガポールには、政府公認のカジノが2カ所あります。有名なマリーナベイサンズとセントーサ島にあるリゾートワールドセントーサ。

どちらのカジノも”スマートカジュアル”が基本とされています。男性は襟付きシャツと長ズボン、そして靴を履いていないと入れません。

女性もあまり露出の多くない格好がおすすめとされています。

しかし、これも結構受付の気分で、経験的にハーフパンツでもショートパンツでも入れたりもします。特に旅行者に関してはそれほど厳しくはありません。

でも気になる方は、スマートカジュアルが安全です。4つ星以上の高級ホテルも、特にドレスコードの指定はありません。

これは、シンガポールに限ったことではありませんが、高級レストランはやはり一部ドレスコードを設けている場合があります。

気になる方は、訪問する前に確認しておいてください。

 

シンガポール旅行準備 まとめ

シンガポールは、基本的には温暖でとても安全な国なので、それほど事前に準備しておくものは少ないと思います。

しかし、狭いエリアにいろんな文化を持つ人たちが暮らす多民族国家なので、少し歩くとエリアが変わり、雰囲気も変わります。

エリアごとに、トイレだったり、食事だったり不便さが違うので、事前に自分が行きたい場所の情報は、調べておいた方がいいと思います。

華やかなエリアから、人々の暮らしが垣間見えるローカルエリアまで、こんなにコンパクトに詰まった国は世界中見ても少ないと思います。

臨機応変に対応できるように、最低限の用意はしておくことをおすすめします。

ABOUT ME
hitujico/ひつじこ
東京都内に住んでいます。 好きなこと・興味関心は、街歩き、旅行、本を読むこと、料理、美術館巡り、喫茶店巡り、文房具など。