旅のグルメ

シンガポールカトン地区のかわいいお家と本場のチリクラブ!

シンガポールのベイエリアの東側にあるカトン地区。もともとは、植民地時代に商人の華僑たちが移り住んだ場所。

そこでは、様々な文化が合わさってできた、プラナカン様式の住宅を見ることができます。

いかにも、シンガポールらしい地区です。今回は、このカトン地区をご紹介します。

シンガポールのプラナカン文化(Peranakan)とは

「プラナカン(Peranakan)」というのは、19世紀から20世紀前半のイギリス植民地時代に移住してきた中華系移民の末裔のことです。

マレー語で「現地で生まれた」を意味します。その人たちが、現地の風習や統治国であるイギリスの文化などを受け入れ、新たに作り上げた文化が「プラナカン文化」。

シンガポールだけでなく、マレーシアのペナン、マラッカなどにも残っています。

手の込んだ陶芸品の数々や、華やかで美しい暮らしぶりなどが特徴です。

 

シンガポールカトン地区(Katong)

 

カトン地区について

その独特の文化が色濃く残っているのが「カトン地区(Katong)」です。

元々は富裕層の別荘地だったそうですが、20世紀初頭から、英語教育を受けたプラナカンの人たちが暮らすようになりました。

場所は、マリーナ・ベイからちょうど東に5キロほど。

電車で行く場合は、最寄駅は、Paya Lebar(EastWest Line、Circle Line)ですが、駅から少し遠い場所にあります。

駅から徒歩だと、片道20分以上かかってしまいます。

バスの場合、イーストコーストロード(East Coast Rd) 沿いの「Roxy Square」の向かいにバス停があり、そこで降りると便利です。

タクシーだと、マリーナ・ベイから13分ほどでつきます。

また、カトン地区のランドマークとなるのが、「112カトン(112katong)」というショピングセンターです。

そこから、ジョー・チアットロード(Joo Chiat Rd)を北上したところにある、クーンセン・ロード(Koon Seng Rd)にあるのが、カトン地区のプラナカン建築群です。

 

プラナカン建築群

そこの特徴は、なんといってもかわいらしい華やかな色の2階建てのお家。

1900年代に建築されたこのお家は、パステルカラーで細部まで凝った作り。鮮やかなタイルで装飾されているのが特徴です。

西欧を思わせるような色使いと建築様式に、アジア的な装飾。まさに文化が融合している感じがします。

これらの様式はプラナカン建築と呼ばれ、このお家はショップハウスと呼ばれています。

なぜショップハウスかというと、1階が店舗や事務所、2階が住居になっているため。

純粋に住居として住まわれている方もいるようで、その場合は「テラスハウス」とも呼ばれるそう。

間口が狭く、奥行きがる造りになっているそうで、日本でいう京都の町屋のようですね。

単独で、戸建てとして建つことはなく、数件が隣り合った状態で建つようで、それもなんだか日本の長屋っぽいです。

非常に残念なことに、私が行った時がもう陽が落ちていて、暗い中で見たもので、写真も夜のもので、大変申訳ないです・・・

本当に鮮やかなパステルカラーで、晴れた日の昼間に写真を撮れば、かわいらしい「映え」の写真が撮れこと間違いなしです。

レースで編んだような、かわいらしい装飾を眺めて歩いていると、時間がたつのを忘れてしまいます。

しかし、現在もここは現役の住宅。普通に暮らしている方々がいるので、立ち寄る際はくれぐれも住人の迷惑になららないように心がけてください。

 

プラナカン雑貨

このようなかわいらしい色使いのある、プラナカン文化。

伝統的な陶器やビーズ刺繍のサンダルなどもとてもカラフルで、女性にはたまりません。

ジョー・チアットロード(Joo Chiat Rd)やイーストコーストロード(East Coast Rd)、「112カトン」にはとてもかわいい雑貨屋さんがあるので、ぜひ足を伸ばしてみてください。

 

イーストコーストロードでも一際目出つかわいいお店
「ルマービビ」

 

デザイン性の高いモダンなプラナカングッズ
「キャット・ソクラテス」

 

112カトンにある、シンガポール発のデザイン・ショップ
「ナイーズ」

 

 

シンガポール本場のチリクラブ

そして、このエリアに来たならぜひオススメしたいのが、チリクラブ発祥のお店「ローランドレストラン」。

 

チリクラブとは

シンガポールを代表するローカルグルメです。中華のエビチリのカニバージョンというのがイメージしやすいと思います。

しかし、もっと濃厚で、カニみそと、トマト、チリと溶き卵がブレンドされたソースに、スリランカクラブが丸ごとどん!と入ったお料理。

新鮮なカニを使い、ハサミを使いなが手でワイルドに食べます。残ったソースもパンなどとあわせて食べると絶品。

しかし、カニだけにお値段もしっかり。だいたいのレストランで時価で表記されています。約¥4,000〜¥5,000くらいが相場です。

 

知る人ぞ知る「ローランドレストラン(Roland Restaurant)」

地元の人たちに愛される、海鮮料理のお店です。

チリクラブはもちろんですが、その他の料理も絶品です。開店したのは、1950年。

シンガポールが独立するより前からあるレストランで、屋台でチリクラブを出していたところ、人気になったお店。

このお店は、カトン地区のマリーン・パレード(Marine Parede)という場所の人目につきにくい場所にあり、見つけるのには一苦労します。

お店が、パークウェイパレード(Parkway Parede)というショッピングモールの立体駐車場の中にあり、そのショッピングモールの中にある、フェアプライス(Fair Price)というスーパー側のエスカレーターで行くことができます。(店舗が立体駐車場の中にあります)

静かにお食事したい方にはオススメ。

VIPも愛用するそうで、とても綺麗なお店ですが、チリクラブは、他のお店よりはカニもとても良いものを使っており、お値段も比較的良心的です。

店員さんもとても親切で、しっかりとフォローしてくれるので安心です。

チリクラブはもちろんですが、私はここのエビ料理が、びっくりするほどおいしかったです。

もし、足を運ぶことがあればぜひぜひ。お店が多少わかりづらくても、探して食べて欲しいお店です。

チリクラブがオススメ!
「ローランドレストラン(Roland Restaurant )」

 

まとめ

以上がカトン地区のご紹介です。

これだけでなく、カトン地区はこれまたシンガポールのローカルグルメ、「ラクサ」の激戦地区なので、美味しいラクサのお店もたくさんあります。ぜひ、探してみてください。

今回は、写真が夜で、せっかくのかわいい色使いがわかりづらく、申し訳ありません。

しかし、カトン地区は、とてもシンガポールの歴史を知ることができ、シンガポールの魅力が満載の場所。

駅から少し歩いたりと、少し不便な場所ですが、穴場なグルメエリアでもあるので、興味があれば、ぜひ足を伸ばして欲しい場所です。

インスタントラクサでは、これが一番美味しいよ!と現地の方に教えてもらったのが、これ。確かに、お手軽に本場の味が味わえます。

ガイドブックとえいば、やはり地球の歩き方が一番オススメなのですが、シンガポールに限って言えば、このガイドブックもとてもオススメ。情報量がとても多く、読んでいるだけで現地の空気を感じることができます。

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hitujico/ひつじこ
hitujico/ひつじこ
九州の片田舎出身で、現在は東京都内に住んでいます。 好きなこと・興味関心は、旅行、本を読むこと、料理、美術館巡り、喫茶店巡り、文房具など。