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シンガポールのリトルインディアはリアルインド!魅惑のムスタファーセンター

前回からのシンガポール旅行の続きです。

今回は、リトルインディア(Little India)。リトルと言ってますが、雰囲気はガチのインド。まさに異国です。

そんな、シンガポールの中にある異国リトルインディアの旅行記です。

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リトルインディア(Little India)について

シンガポールの繁華街、オーチャードから通りを挟んだ、東側に位置しています。

主に、インド南部から移住してきた人々が築いたインド人街で、セラングーンロードを中心に広がっています。

19世紀に、イギリスの統治下だったシンガポールに、同じくイギリスの統治下にあったインドから移住した人たちが作った街です。

当時は、多くのインド人が労働力としてシンガポールに移住しました。

このエリアは、ヒンドゥー教寺院やインド料理レストラン、スパイスや雑貨などを販売するお店が並び、通りを歩く女性はサリーを身にまとっています。

本当にインドに来たかのような雰囲気

お店も、ヒンドゥー教の神様をモチーフにした雑貨や、ハンドメイドの布製品、キラキラとしたゴールドの大振りのアクセサリーなどが並んでいます。

一本通りを入ると、まさに異国。

聞こえてくるのは、ヒンドゥー語で周りを見渡してもほぼインド人。

あの喧騒としたインドそのままです。

 

リトルインディアの名所ムスタファーセンター(Musutafa Centre)

リトルインディアの最大の名所と言ったら、やはりここ「ムスタファーセンター(Musutafa Centre)」。

よく、「シンガポールのドンキ」とか言われますが、日本のドン・キホーテよりも、もっともっと煩雑でカオスで、いろんな楽しいものがたくさんあります。笑

 

24時間365日営業とういパワー

巨大なディスカウントストアー、ムスタファーセンターですが、そのエネルギーたるや凄いです。

なんと24時間、365日営業。

新館と旧館にわかれており、地下2階〜6階まであります。

私は、ふらふら〜と下調べもせずに行ったら、迷いました。はい。

いや、私が多少の方向音痴があるとしても、本当に取扱商品の品数の多さ、天井まで積み上げられた商品量の多さ、迷路のような通路と、今自分がどこにいるのか分からなくなってしまいます。

取扱商品は、まさに何でも。電化製品から医療品、食料品、お土産、日用品、アクセサリーなどの装飾品、旅行用品・・・・ここへ行けば何でもそろいます。

シンガポール旅行のお土産は、ここで買えばOK。

なかでもオススメなのが、アーユルヴェーダ石鹸です。

日本では、高級エステなどで使用され、なかなか手が出ない石鹸も、ここなら1S$(約80円)で購入するとこができます。

インドのドクターソープと呼ばれるメディミックスも、ここでは80円。日本だとおそらく500円近いと思います。

他にもイギリス王室御用達の高級ブランドヤードレー(YARDLEY)の石鹸も400 円ほど。

肌に優しい、天然成分の石鹸がとてもお手軽に購入できます。

また、日本では販売されていないタイガーバームも、お土産価格でお手軽に購入できます。

 

ムスタファーセンターへのアクセスと注意点

MRTの最寄駅は、ファラーパーク(Farrer Park)駅。

改札を出たら、I出口に直結した「シティスクエアモール」を突っ切って、地下から1階へ上がります。

そのまま外へ出ると通りを渡って1〜2分ほどで到着できます。

新館へ向かう場合は、Exit 4から、右手側の旧館へはExit 3から入ります。

シンガポールは、とても小さな国なので、タクシーで移動してもおそらくそれほど時間はかからないと思います。

注意点は、まずトイレ。

これは、ムスタファーセンターに限らず、リトルインディアでは言えることで、トイレはあまり衛生的ではありません。

インドの文化で、トイレットペーパーを利用するよりも、お水で洗うことが多く、トイレの便座の横にホースに小さなシャワーヘッドがついたようなものがあります。

それで、トイレの後洗うのですが、人が多いと衛生を保つのも難しい・・・。

水浸しという場面にちょいちょい出会しました。

まぁ、海外あるあるです。

もちろん、全ての場所がそうというわけではありません。レストランなどは、とてもキレイ。

人が多く利用する場所は、少し注意です。

もう1つは、とっても混雑します。

平日であればそこまで混雑はしませんが、休日だと15000人が訪れます。

そのため、万引き防止などのセキュリティの都合で、大きなバック等は入り口で預けてから中に入るシステムになってます。

リュックやショルダーバッグなどは、ファスナーがついていればOKですが、ファスナーが開かないように、入り口でプラスチックのタグをつけられます。

お会計の時に入れてくれるビニール袋も、しっかりと口を結束バンドで閉じて渡されます。(笑)

日本から、旅行で行くと少し驚いてしまうかもしれませんが、それもまた旅行の醍醐味。

お買い物自体は、とても楽しくできますし、店内で強引な勧誘などの怖い思いなども全くありません。

高級な物から、激安品まで店内に溢れるように並んだ品物は圧巻です。
私も、またゆっくりと行ってみたいです。

ムスタファーセンターはオンラインストアもあります。
Musutafa Centre Online

 

本格的な南インドの絶品カレー バナナリーフアポロ(The Banana Leaf Apolo)

そして、ここに来たら食べたいのが、本格インドカレー。地元の人にも愛される、超有名店です。

 

カレーはバナナの葉っぱで食べるのが正義

現地の在住者にオススメされて行ったのが、このお店。店内は、観光客も少なく、現地の人で混みあっています。

お店の名前の通り、バナナの葉っぱにカレーを取り分けて食べるスタイル。

インドでは、バナナの葉がお皿がわりに使われることもあるそうで、本場さながら。

ヘッドフィッシュカレーが、シンガポールの名物のひとつで、ここでも食べるとこはできますが、オススメはビリヤニ(S$5.5)。

ビリヤニに、好きなカレーをオーダーして食べるのがオススメです。

私は、辛いものが苦手なのですが、ここは本当に美味しかったです。タンドリーチキンなどの他のメニューも絶品でした。

 

バナナリーフアポロへのアクセス

最寄駅は、MRTのリトルインディア(Little India)駅E出口から徒歩で、3分ほどです。

ムスタファーセンターからも、徒歩で10分ほどです。

カレーの激戦区、レースコースロード沿いにあります。

バナナリーフアポロのホームページ。メニューなどが確認できます。
thebananaleafapolo

 

 

リトルインディアアーケードを散策

インド製品を取り揃えるお店がギュッと集まったアーケードです。インドに行かなくても、化粧品などの雑貨、服が購入できます。

また、ゴールドや天然石などのお店が密集しています。ここのお土産物屋さんは、とてもフレンドリーに声をかけてきます。

買い物はしなくても、歩いているだけで、十分楽しいエイリアです。

 

シンガポールリトルインディアまとめ

とっても刺激的な場所でした。

マリーナ地区との、このコントラストがシンガポールの魅力ですね。

本当にエネルギッシュな場所で、そこで生活する人たちのリアルな暮らしを垣間見ることができます。

鮮やかな建物に、とても美味しくクオリティーの高い手頃な食事、溢れんばかりの品揃えとパワフルな営業時間のお店。

どれをとっても新鮮で新しい文化の発見がある場所です。

シンガポールにいながら、数時間のインド旅行を楽しみたい方はぜひ。

ABOUT ME
hitujico/ひつじこ
東京都内に住んでいます。 好きなこと・興味関心は、街歩き、旅行、本を読むこと、料理、美術館巡り、喫茶店巡り、文房具など。