ニューヨーク旅行記初日の続きです。

2日目のニューヨーク旅行プラン
私たちの当初の2日目の予定がこちら。
12/25 (火)の観光プラン
8:00 ホテル出発
8:30 Egg 朝食
10:00 McNally Jackson Books
11:00 BAGGU Brooklyn
12 :30 ピータールーガーステーキハウス
<タクシーで移動 15分>
14:00 Raaka Chocolate
15:00 Kings County Distillery (蒸溜所)
16:30 ワールドトレードセンター
<トリニティ教会経由>
18:00 ニューヨーク証券取引所
夕食 Manhattan Diner (ホテルの近く)
終了
昨晩から体調不良!今日は1人で観光

実は、出発の当初から旦那さんが喉が痛いと訴えており、前日も鼻水が出ていたのですが、朝起きてなんと熱がある!!
年末のハードスケジュールをこなした後の旅行で、飛行機でも少し体調が悪そうだったのですが、ついに倒れてしまいました。
しかし、何か口に入れなければいけないということで、今日も朝から隣のマンハッタンダイナーへ。
旦那さんはスープを、私はパンケーキを注文。相変わらずボリューム満点なので、残りはテイクアウトすることに。
幸いなことに、ホテルの隣(ダイナーの逆隣)に「Duane Reade(デュアン・リード)」というマンハッタンの最大手ドラッグストアがありました。
そこでハーブティーと風邪薬を購入し、旦那さんは今日は一日ホテルで安静にしてもらうことにしました。
ニューヨークまで来て、まさか1日寝込むとは・・・。
しかし、年末業務のタイトスケジュールで疲れた体で長時間のフライト(気圧の変化)+時差ボケは健康でもハードなので仕方ありません。
というわけで、2日目はまさかの白紙状態となってしまいました。
アッパーウエストの街並みを1人で散策

旦那さんがホテルで寝込んでいる間、私はアッパーウエストのホテル近所を1人で散歩することにしました。
BanksyのHammerBoy

当日はクリスマス(涙)。
昨日よりも心なしか人も少なく感じます。
実は、この辺にもバンクシーの作品があるのは知っていたので見に行ってみることに。
本当に通りにさらっとありました。
Zabar’s (ゼイバーズ『ゴシップガール』『セックスアンドザシティ』にも登場するアッパーウエストサイドの老舗食材店)が保護しており、クリアボードでガードされていました。
結構大きな作品。
“Hmmer Boy”という名前がついたこの作品は、2013年に描かれたもの。
同時期に1ヶ月に渡って彼が30点近くの作品をNYに残したそうです。
しかし、ストリートアートということもあって、転売されたり壊されたりしほとんど残っていません。
ストリートアートがこの様な形で保護されるのはとても珍しいですね。
バンクシーは様々な活動で常に注目を集め、作品も恐ろしいほどの高値で取引がされています。
実際に見ることができたのは感動でした。
クリスマス当日のマンハッタンにお1人様はほぼいない

そして、更に10分ほど歩いてセントラルパークへ。ここが、あのセントラルパーク!!一人ですがテンションは高めです。
しかし、本当に広い!!!南北4㎞、東西0.8㎞。東京ドーム70個分、ベンチが9,000も配置されています。
1873年に正式に開園したこの公園は、ニューヨークに、郊外でのんびり過ごせる広大な公園が必要という都市計画でできたもの。
歩いてみると分かるのですが、本当に自然の中を散策している様な雰囲気。遊歩道が景観を守るため窪地に沿ってできています。
そのためか、岩場が多くあり想像していた以上の勾配がありました。湖、博物館をはじめ、様々な見所がたくさんあります。
パーク内は、午前中の早い時間だったので人もまばら。
歩いてみた感想としては、アッパーイスト側の方が人も多く、散策しやすい感じ。
夫婦で散歩している方や、ランニングしている人もとても多く、ミッドタウン側へ近づくと人も増えてきました。
ホリデーシーズンのため、アメリカ国内からの観光客も多いようで、おばあちゃんと両親と子供といった3世代家族での旅行客も多く見かけました。
おばあちゃんがお金を出してみんなにホットドックを振る舞い、父親が「Thank you mam.」という。こんな風景はどこの国でもあるあるなんですね。
ニューヨークを舞台にした、映画やドラマ、物語に多く登場するこの公園。
本当に歩いているだけで「あ、あの物語のあのシーンの場所だ」というところが沢山で、ベタではありますが物語の登場人物になったような気持ちになれます。
私は、個人的に好きな物語や映画・ドラマに必ずというほど登場する場所だったので、嬉しくて嬉しくて。
興奮しながら公園を練り歩き、微塵のオシャレさもありません。
プラザホテルを見ようと歩いたのですが、興奮しきりでだいぶ上の方から入園したらしく、途中で疲れ果てました。
よくよく考えたら歩いてホテルに戻るのかということにここで気づき(興奮しすぎ)、途中で公園から抜けました。
ニューヨークの高級アパートメント!ダコタハウス

公園で休憩を挟みながら、今度はウエストサイドをハーレム側へ向けて歩きました。
途中で、ジョン・レノン暗殺の舞台になったダコタハウスを発見。(まだオノ・ヨーコさんは住んでいるそうです)
セントラルパーク沿いの高級アパートメントが立ち並ぶ一角にあり、その中でも目をひくほど装飾が素敵なアパートメントでした。
1884年に建築されたこのアパートメントは、NYで最も入居審査基準が厳しいそう。
過去に入居拒否された人の中にはマドンナやビリー・ジョエルもいたそう。びっくりです。もう私には想像がつかない世界です。ひー。
クリスマスの住宅街
そんなこんなで、憧れのクリスマスのNYの住宅街を一人で興奮しながら練り歩きました。
そして、気づいたことが、セントラルパーク内では感じませんでしが、住宅街はホームレスや、怪しい客引きが結構いること。
それは、セントラル・パークから2・3本通りを挟むと顕著で、歩いてみて実感できたことでした。
ダコタハウスの様な煌びやかな世界のすぐ側は、また全く違う世界。
あと、日本って本当に街が清潔だと思います。
ニューヨーク旅行2日目の夕食はダイナー

今夜もお世話になりした。
お店のウエイターさんにも、今日はクリスマスだからねとクリスマスメニューをオススメしてもらったので、ターキースープをいただきました。
1日寝込んだ旦那さんは、夕方には薬が効いたようでなんとか起き上がれる様になり、食欲も回復。
明日こそは観光できるといいねと話しながら、早めにホテルに戻ってのんびり過ごしました。
ニューヨーク旅行2日目のまとめ
思いがけず一人で過ごしたクリスマスのニューヨークですが、とても楽しかったです。
ニューヨーカーのオアシス、セントラルパーク。ここがあるからこそ、ニューヨークの魅力が増し、多くの人が憧れる場所なんですね、きっと。
あと、旅行の際には、常備薬もお忘れなく。
次回3日目に続きます。