旅行記

ルアンパバーンは私の想像の100倍きれいな街でした

今回も、街すべてが世界遺産、ラオスのルアンパバーン旅行記です。

前回の、ラオスの郊外のパークウー洞窟へ行ったら、ボートでメコン川を上る大冒険だったという話の続きです。

ルアンパバーン観光!パークウー洞窟はメコン川を上る大冒険だった世界中の旅好きから愛される観光地、ラオスのルアンパバーン。 ラオス旅行記初日からの続きです。 前回はシンガポールのチャンギ国際空...

思っていた以上の長時間のボートメコン川くだりは、普段運動しない体には、なかなかの活動量のアクティビティでした。

そのため、ランチが終わった後は、ルアンパバーンの街をゆっくりと散策することにしました。

さすが世界遺産の街。歩けば荘厳な寺院が並んでいます。

 

ラオスの古都ルアンパバーン

ルアンパバーン国立博物館(ロイヤルパレス)を、外観だけ眺めた後も散歩は続きます。

ルアンパバーン国立博物館のお隣にある、ワット・マイ(Wat Mai)へ向かいました。

 

 

黄金のレリーフが素晴らしいワット・マイ

ルアンパバーンは、ラオスの古都。少し歩けば、寺院がいたるところにあります。

その中でも、このワット・マイは、ルアンパバーンの中でもっとも美しい寺院のひとつと言われています。

1788年から建設が始まり、完成までに70年もの月日を要したそうで、美しいのも納得できます。

個人的な感想ですが、日本人としては寺院というと禅のイメージがあり、不足の美しさというか、静かな美しさという固定したイメージを持ってしまいがち。

なので、毎回アジア各国の寺院を訪れては、たくさんの仏像がすべて黄金で彩られているのを見ては、毎回毎回、面食らってしまいます。

日本人の、寺院に対する固定化されたイメージです。

というわけで、今回も例外なく、相当面食らったのですが、見ていくうちにすっかり心を奪われてしまいました。

多くの仏像が、黄金にかがやき、壁一面が装飾で彩られていました。

ワット・マイの正式名称は「ワット・マイ・スワンナプーム・アハーン」で、「美しい黄金の国土の寺院」という意味。

その通り、ラオスにおける仏教芸術が1番栄えていた頃の寺院だそうです。
本堂の正面には、黄金のレリーフがあり、それが見たことのないほどの緻密な細かいレリーフ。

これはインドの2大叙事詩のひとつ「ラーマーヤナ」をモチーフにしたものだそう。ちなみにラーマーヤナは、主人公ラーマの生涯と運命を歌った叙事詩で、インドの国民文学。

日本でいう・・・日本書紀とか、古事記とか、万葉集みたいなものでしょうか。

当時の王朝時代がとても繁栄した時代だったと感じます。

ちなみにこの特徴的な屋根の形は、「ルアンパバーン様式」と言われるもので、同じ国ラオスでも首都ビエンチャンの寺院よりも緩く、東側に向かって3段、西側には1段の屋根が折り重なるように作られています。

本当に、圧巻の美しさ。

4月と10月には、本堂に収められている、王朝時代の華やかな装飾をほどこしたボートを見ることができるそうです。

ワット・マイの拝観料は、10,000kip(≒¥133)でした。

ガイドブックに乗らない穴場スポットワット・マハタート

また、さらにルアンパバーンのメインストリートであるシーサワンウォン通りを抜けて、ゲストハウス街がある、チャオファーグム通りを抜けてゆったりと歩いていきました。

やはりルアンパバーンは世界遺産の街。
観光スポットは、どこもかしこも世界中からの観光客で溢れていたのですが、ふととても静かなお寺があったので、拝観料も無料なので入ってみました。

ガイドブックにも乗っていなかった、ワット・マハタートという寺院。

 

他の寺院にくらべると、少し装飾は少ない様に感じますが、それでも十分きれいなお寺です。

先ほどの、ワット・マイよりも古い1548年に建立された古い寺院で、当時の王国の王が母親を供養するために建てたそうです。

すぐ横には、ワット・ホーシアンというお寺もあり、そこにはかつての王族の遺骨が収められています。

ワット・マイなどと並ぶルアンパバーンの重要寺院だそうですが、ガイドブックなどにも乗っていないためか、訪れる人はとても少ない場所。

しかし、そのためか寺院本来のとっても静かな空気が流れています。

ワット・マイで面食らった気持ちからは一転、日本の寺院と同じ様な瞑想的な静かな空気が流れていました。

大きな中庭には、とても穏やかな風がふき、若い僧侶たちが静かに、日々のお勤めをしていました。

私は、勝手にきらびやかな装飾で日本の寺院との違いを感じていたのですが、そこには、同じ様な静かな豊かな空気がありました。

きっと、寺院の本質的なものは国をまたいでも実はそれほど違いはないのかもしれません。

勝手に見る側が、観光しきらびやかなものだけに目を奪われていたのだなぁと少し自分の見方を反省してしまいました。

本堂には、輪廻転生や死後の世界を描いたレリーフがあり、とてもゆったりとした時間を過ごすことができました。

ラオスの伝統的なスパ

ラオスは、国土の70%が高原と山岳地帯です。そのため、薬草や薬木などの植物の力を借りた医療が伝統的にさかんだそうで、街のいたるところで「薬草サウナ」のお店を見かけます。

薬草サウナに入り、マッサージを行うのがラオスの伝統的なスパのようなのですが、昨日のマッサージ店のようなドキドキがあるのも不安。

ちょうどワットマハータートを出て、散歩していると見つけたのが、赤十字の薬草サウナのスパ。

地元の人たち向けのようで、主に療養目的のものらしいですが、普通に観光客も利用できるということで、利用してみました。

マッサージだけだと、50,000 kip(≒¥665)ほど。
これで1時間ほどオイルマッサージをしてもらいました。

残念ながら、私はサウナには入りませんでしたが、本来はサウナに入りしばらくリラックスして汗をかいてから、マッサージをしてもらうと効果が抜群だそうです。

しかし、オイルマッサージだけでも感動するほどしっかりとしたマッサージで、大満足でした。
午前中の、予想外に大冒険だったメコン川旅の疲れもスッキリとれました。

カフェで一息

スパで、スッキリしたところで、チャオファーグム通りのカフェで一息することにしました。
ここは、ゲストハウス街ということもあって、結構観光客向けのお店が並んでいました。

その中のデリラーズ(Delilah’s)というカフェに入り、バナナ味のミルクシェイクをたのみました。お値段20,000kip(≒¥266)。

出てくるまでに時間が少々かかりましたが、普通に美味しくいただいました。

 

ルアンパバーンを一望!プーシーの丘

スパで体もリラックスして、カフェでのんびり小腹も満たしたところで、体力と気力が復活してきました。

せっかく時間があるからということで、ルアンパバーンを一望できるというプーシーの丘(Phousi)を登ってみることにしました。

さて、登れるのでしょうか。笑

 

坂と階段を20分登ります

プーシーの丘とは、高さ150mの小高い山です。頂上からは、メコン川とナムカーン川の間に広がるルアンパバーンの街を一望することができます。

この山は、かつて2人の仙人が神様に導かれてこの山におりて、ルアンパバーンの街を作ったという伝説の場所。「仙人(ルーシー)の山(プー)」という意味の場所です。

ちょうど時間が夕暮れ。
たくさんの人たちが、メコン川に沈む夕焼けを目指して登っていました。

しかし!!!

スパ&カフェですっかり回復していたとはいえ、延々と続く階段と坂。
だいたい20分ほど登りました。

階段は、全部で328段あったそうで、これが結構体力を奪います。

途中には、釈迦の足跡(仏足石)を納められている岩穴や、仏像などをみることができます。

なんとか歩いて頂上に到着すると、タート・チョムシーという金色の仏塔がありました。

靴を脱いで、参拝するのですが、ちょうど夕暮れの時間は多くの観光客で、場所取りがかなり大変でした。

この、タート・チョムシーはルアンパバーンの街中では、どこからでも見ることができるシンボル的な仏塔。
ルアンパバーンの街もぐるっと360度眺めることができました。

私が登った時は、少し曇っていたのですが、それでもメコン川に沈む夕日がとってもキレイで、登ってきて良かったーと思った・・・のですが!

ヨーロッパ系の女子グループが、たぶんお酒も飲んで気持ちいいテンションだったのか、とても騒いでいて、少し残念な気持ちになってしました。

海外旅行で楽しい気持ちは充分に理解できるので、私も日本人として海外での振る舞いには、ちゃんとしないといけないなぁと感じました。んー残念。

このキレイな景色を、ドローンを飛ばして撮影している人たちもいて、きっと上空からの景色はさらに美しいのだろうなぁと思いました。

というわけで、丘を降りることにしました。
忘れていましたが、降りる時も階段が続きます。

プーシーの丘の入場料は20,000kip(≒¥266)でした。ルアンパバーンのアクティビティや施設の料金は、20,000kipに設定されているところがとても多かったです。

 

もうナイトマーケットの時間

丘をおりたら、もうすっかり日が落ちていました。

街には、ナイトマーケットが沢山出ていました。

 

ルアンパバーン最後の夜

明日には、シンガポールへ戻るので今夜が最後のルアンパバーンの夜。

プーシーの丘をおりて、すぐに夕食にしました。

SACKARINH Guest Houseというゲストハウスの横のレストラン。
おそらくこのゲストハウスが運営しているレストランのようでした。

そして、最後の夜に頼んだルアンパバーンのお料理は、名前を忘れてしまったのですが、お魚のスープ。

とろっとしたスープで、レモングラスなどのハーブとお塩で味付けされたとてもさっぱりとしたスープで、美味しかったです。

お値段は、こちらも20,000kip(≒266)

今日は、朝から本当にとても動いたので、お腹が空いたというより、疲れた体にとても染み渡るスープでした。

いくらスパでチャージしてブーストかけたとはいえ、とても疲れていたようです。
と、ゆっくり食事をしていたら、なんとトカゲが登場!
お店の人もびっくりして、慌てるほどの大きさで、少し店内騒然。笑

でもよく考えたら、これだけ自然が溢れているのに、トカゲや嫌な虫などには全く出会わなかったのですよね。

それだけ、整えられた観光地ってことなんでしょうか。
最後の最後まで、何かしらのハプニングた続いた1日でした。

 

長い1日の終わり

食事を終えて、帰り道にナイトマーケットをみて少しお散歩をしながら、ゲストハウスへ戻りました。

いやー、長い1日でした。
朝のメコン川冒険からはじまって、最後のトカゲまで。

とってもとっても長い1日でしたが、とってもとっても楽しく、発見の多い1日でした。

ルアンパバーンは、本当に観る場所が多くて、魅力的な街です。
アクティビティなどせずとも、街だけで、2泊3日滞在しても満喫して過ごせると思いました。

そして、忘れていません。
明日が、托鉢を見ることができる最後のチャンス。

朝早く起きて托鉢チャレンジをします。

ABOUT ME
トラタロウ
都内の会社員です。出張や旅行でたまに旅に出ていました。 メガネがないと何も見えません。