銀座地区最大のショッピングスポットとして、2017年4月に旧松坂屋の場所にオープンしたGINZA SIX。
世界中の高級ブランドの旗艦店が店を構え、銀座の魅力満載な場所として、世界中から観光客が集まる場所となりました。
そのGINXA SIXの6階にできた、「銀座蔦屋書店」へ行ってきたので紹介したいと思います。
GINZA SIXとは
2017年4月に銀座6丁目にオープンしました。
各店舗がとても見やすいスクエアの配置で、ゆったりと取られたスペースのため、とてもくつろいでお買い物ができます。
GINZA地区最大の建築物で、200を超える商業施設や、屋上庭園、地下1階には能楽堂まで備えています。
アクセス
地下鉄の銀座駅、東銀座駅、JR新宿駅が近くてアクセスしやすいです。
「銀座駅」からは、A3出口より、徒歩2分
「東銀座駅」からは、A1出口より、徒歩3分
「JR新橋駅」からは、銀座口出口より、徒歩10分です。
車の場合は、駐車場も備えています。300円/30分です。3,000円以上のお買い物で1時間無料になります。
営業時間
店舗の営業時間は10:00〜21:00、駐車場の営業時間は6:00〜26:00です。
GINZA SIX 銀座蔦屋書店 とは

ではでは、本命の蔦屋書店銀座について。
本を介してアートと日本文化と暮らしをつなぐ場所
ホームページによると
”鎮座 蔦屋書店は、本を介してアートと日本文化と暮らしをつなぎ、「アートのある暮らし」を提案します。”
銀座蔦屋書店ホームページより
というコンセプト。
そのコンセプト通り、アートに関する本が充実しています。
また、アートだけでなく、日本刀や春画コーナーなど、日本文化や芸術コーナに多くのスペースが取られています。
銀座は、江戸時代は主に職人たちが住む町でした。
そこから、呉服店が軒を並べ、能役者たちが集い、日本橋の三越、新橋芸者たちの基となった場所。
その日本の「文化」を担ってきた場所として、銀座蔦屋書店も文化や芸術に関するモノを集め、暮らしにつなげる発信地となっています。
GINZA SIX 銀座蔦屋書店で楽しめるモノ

アートブックを中心とした選書
蔦屋書店が入る6階のフロアは、晴れている時は自然光が降り注ぐとても穏やかな雰囲気のフロア。
そこに、30メートルほど続く本棚に囲まれたスペースが、蔦屋書店です。
蔦屋書店が選ぶアーティストの本が、時代ごとに置かれており、世界中から選ばれたアート、写真、建築、デザイン、ファッションなどに関する本と、雑誌が70タイトル近くあります。
また、希少価値の高いヴィンテージ本のコーナも見所。

それだけではなく、アートと連動した関連書籍もあり、もちろん一般書も置かれています。
パリやニューヨークなど、世界各地で開催中の展覧会の図録なども手に入り、旅や日本文化に関する本も手に入ります。
ここで、ずーっと本を眺めているだけで、世界中の美術館をのぞいているような気分になれます。
イベントスペース
しかし、一番印象に残るは、お店の中心にあるギャラリー。
日本建築の「やぐら」をモチーフにした、高さが6メートルもある書架に囲まれたエリアでは、定期的にイベントが開催されており、行くだけで話題のアーティストの展示を見ることができます。
そして、その書架の周囲には浮世絵や歌舞伎といった、日本文化や風俗を紹介するスペースがあります。
入った瞬間に、あまりのおしゃれな空間に書店ということを忘れてしまいます。ここが、もう美術館のようです。
文具スペース

「クリエイターの書斎」がテーマのおしゃれな文房具屋や、まき絵の万年筆といった、日本の技巧を使った文具などがあります。
私が行った時は、ちょうどそのスペースで、茶道の文化を紹介しており、茶道具や器がなどがありました。
暮らしの中にあるアートを、丁寧に紹介しており、見ているだけで楽しくなります。
GINZA SIX 銀座蔦屋書店のスターバックス

蔦屋書店と言えば、他の店舗でもスターバックスとコラボした店舗がありますが、ここも同じくスターバックスが併設されています。
銀座エリア最大の店舗
すぐ横にある店舗では、購入前の本も自由に読むことができます。
また、カフェの中にある本棚にも、おしゃれなアート雑誌のバックナンバーなどが置かれています。
本だけでなく店内にも数々のアート作品が展示されています。とにかく、おしゃれ。
そしてこちらには、中目黒のスターバックスリザーブロースタリーのようなバリスタがいて、豆に応じた抽出をしてくれるリザーブバーがあります。
そこでは、ワインやビールなども楽しめるそう。
コーヒーを楽しみながら、本を読んで、アートを眺めて過ごすなんて贅沢すぎる・・・
しかし、さすがスターバックス。休日は相変わらずの混雑っぷりでした。
もし、ゆっくりとした時間を過ごすのであれば、平日か、休日の少し遅い時間がオススメです。

GINZA SIX 銀座蔦屋書店 まとめ

とてもおしゃれでハイセンスな場所でした。本を探しに行くというよりは、本を眺めて、楽しみ、文化を感じる場所といった感じです。
蔦屋書店は、代官山や中目黒ほか全国にこのようなコンセプトブックストアを展開しています。
店舗がある地域でコンセプトも異なります。おしゃれな本屋さんって、増えましたよね。
蔦屋書店以外にも、京都の恵文社なども、とても有名になりました。
本を普段から読まない人でも立ち寄りやすく、行きたくなる本屋さん。
ネットの普及で少し紙の本からは遠ざかっていても、足を向けたくなる本屋さん。
こういうところから、本に興味を持ってもらって、紙の本の楽しさに触れてもらい、多くの人に本を読む楽しさ、何かを知る楽しさがたくさん伝わると良いなと思います。
以前、海外旅行で行った、ニューヨークでも、コンセプトブックストアはたくさんあるようで、それぞれのお店がとても個性的でした。


ふらっと、立ち寄って、こそで触れた本で何か新しいことを知ったり、その店舗のコンセプトが好きな人たちが集うことで、そのお店が賑わっていって欲しいです。
私は、もちろん、神田の古本街も大好きです。
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代官山蔦屋書店の立ち上げプロジェクト企画書です。
代官山蔦屋書店を立ち上げるにあたって、どのようなことにこだわったか、どのような大変さがあったかなどが、とても詳細に書かれています。
ここまでこだわったエネルギーがすごい。そのエネルギーに、ワクワクすると同時に、とても感動します。