今回は、ニューヨーク旅行記でも紹介した、ブルックリンのラーカチョコレート(Raaca Chocolate)を、もっと詳しく紹介したいと思います。
ニューューヨークは、本当に観光もファッションも気になるスポットがあまりにも沢山あって、刺激も沢山の街。
そしてやっぱり、文化が豊かな街には美味しいものは必須なのです。
ニューヨーク・ブルックリン発のラーカチョコレート(Raaka )

以前、マンハッタンの詳細エリアは、エリア別のまとめ記事で紹介したことがありますが、ここブルックリンはマンハッタンとはまた別の区。
ニューヨークの5つある区のひとつです。(ブロンクス区・マンハッタン区・ブルックリン区・クィーンズ区・スタテンアイランド区)

マンハッタンとは、ブルックリンブリッジ、マンハッタンブリッジ、ウィリアムズバーグブリッジのいずれかの橋でつながっています。
アメリカでもっとも古い吊り橋のひとつである、ブルックリンブリッジからの景色はとても有名で、ニューヨークに移住したお笑い芸人、ピース綾部さんもここでニューヨーク生活のPVを撮影したり、橋の上での様子をインスタグラムにも、しばしば投稿されています。
もとは、移民の街でマンハッタンに比べ、地価が安く緑も多く広々とした街。
地価の安さに目をつけたアーティストなどが移り住む様になり、現在ではおしゃれなショップなどが立ち並ぶエリアになりました。
近年は、開発も進み、”第2のマンハッタン”として大人気のエリアです。
ラーカチョコレートは、ニューヨークで人気の、良質なカカオを使ったこだわりのチョコレート。
材料はもちろん、パッケージ、製法にまでとことんこだわったチョコレートです。
ニューヨーク旅行記の3日目でも紹介しましたが、ブルックリンのレッドフックという場所にあります。
レッドフックは、ブルックリンの南部の海沿いの街で、以前はかつての港町をの賑わいを思わせる倉庫街で閑散とした街だったそうです。
しかし、現在は若いクリエイターさん達の街。
多くの新しい創造性溢れるクオリティの高いコンセプト店舗がある街として成長してる場所です。
メイン通りの、ヴァン・ブラント・ストリート沿いには、小さいですがこだわりのバーやレストランが並び、とてものんびりとした空気の漂う街です。
今回も、私たちはUberで向かいました。

素材を活かした極上のチョコレート

ラーカチョコレートのこだわりは、生カカオを、熱しない製法で作るローチョコレート(Raw Chocolate)。
熱しないことで、カカオに元から含まれている酵素を壊さずに仕上げる製法です。
カカオも、世界中の生産者からフェアトレードで仕入れています。訪問して驚いたのですが、とても小さな工場で、とても少数の人で作業をしています。
仕入れたカカオ豆をここで加工・製造をおこない、ラッピングや発送までしているそう。
フレーバーによってカカオの含有率も50%〜75%くらいで、割合としてはハイカカオのフレーバーが多めです。
とても美味しくて、体にも良いこだわりチョコレートです。
最近は、ニューヨークやカルフォルニアなどの一部都市では、スーパーでも販売されているそうです。
ハイカカオが気にならないくらい滑らかなチョコレート

それだけこだわったチョコレートで、体にも良いとなれば、問題は味です。
お店では、実際に現在販売されているチョコレートを試食することもできます。
一応一通り試食させてもらいましたが、どれもとっても美味しくでびっくり!!
これがローチョコレートの特徴なのか、正確なことはわからないのですが、ハイカカオチョコレート特有の苦味が本当に少ない。
それぞれのフレーバーとカカオの風味がとてもバランスが良く、口当たりもとっても滑らかで、苦味よりもコクの方がしっかりとしたチョコ。
本当に美味しくて試食して、テンションが上がってしましました。
ブルックリンらしい個性的なフレーバーとおしゃれなパッケージ

時期によって入れ替わりがあるそうですが、フレーバもたくさんあります。
たびたび登場するユニークなフレーバーも人気で、カベルネ・ソーヴィニヨンのフレーバーやピンクシーソルトのフレーバーなどがありました。
他にも、健康と美を意識したエバミルクやココナッツミルクといったフレーバーなども。そして、グリーンティーのフレーバーもあります。
地元ブルックリンの他のクリエイターさんとのコラボなどもあるそうで、カベルネのフレーバーなどは、ブルックリンのワイナリーとのコラボ。
板チョコなのですが、このおしゃれなバッケージデザイン。これもラーカお手製。
お土産に配るのにもぴったりです。チロルチョコサイズもあるので、ばらまきお土産にもオススメです。
価格・営業時間・アクセス

価格は、板チョコが1枚$6。3枚買うと$15になります。たくさん購入する方がお得。
ミニサイズの詰め合わせは、$25(30個)と$80(100個)。
営業時間は平日は、10:00〜17:00、土・日は12:00〜18:00です。
アクセスは、地下鉄のキャロル・ストリートから(Carroll St Station)徒歩で20分ほど。
少し不便な場所にあります。行くならUberかタクシーがオススメです。
ニューヨーク・ブルックリン ラーカチョコレート(Raaka)まとめ

ラーカチョコレートは、お店というか、まさにその場で作られている店舗兼工場のような場所でした。
少し不便な場所にあるので、もしニューヨークへ行くならトレーダージョーズ (Trader Joe’s)やホールフーズマーケット(Whole Foods Market)ゼイバーズ(Zabor’s)といったスーパーで探してみてもいいかもしれません。
しかし、もし時間が許すならブルックリンまで足を伸ばしてみると、どんな人たちがこのチョコレートを作っているのか、どんな場所で作られているのかを感じることができて、少しチョコに対しても思い入れが持てたりもします。
ラーカーチョコレートのスタッフは、とっても若いスタッフばかりでしたが、上質なチョコレートを作るということに真剣に向き合う職人さんばかりでした。
そんな職人さんの想いが溢れるチョコレートが、ラーカチョコです。
チョコレート好きには、ぜひおすすめしたいお店です。