チームラボというアートの展示があるようだとご存知の方も多いと思います。
今や世界中で展示が行われ、お台場の展示へも世界中から人が訪れる人気スポットになりました。
今回は、チームラボボーダレスお台場を体験した感想とチケットなどの細かい情報をご紹介します。
チームラボボーダレスお台場とは
まず、チーブラボボーダレスとは、2018年6月に、東京のお台場にできた「森デジタルアートミュージアム:エプソンチームラボボーダレス」です。
これまでにない、新しいコンセプトのミュージアムとして、オープンすぐから、またたく間に話題になり、開館5カ月で来場者100万人を突破しました。すごい!
チームラボって?
東京都に本社がある、デジタルコンテンツの製作会社です。
プログラマやエンジニア、数学者、建築家、ウェブデザイナー、グラフィックデザイナー、CGアニメーター、編集者などなど、さまざまな分野の専門家が集まった集団で、デジタルによる、芸術表現を主体とした制作を得意としています。
2013年に国際美術展「シンガポール・ビエンナーレ」でメインアーティストとして参加、2016年には、アメリカのシリコンバレーでオープンしたPace Art + Technology のオープニングエキシビジョンとして個展「teamLab: Living Digital Space and Future Parks」を開催し、高い評価を受けました。

また、2019年には、世界の最も優れた文化施設に贈られる、第25回ティア・アワード「アウトスタンディング・アチーブメント賞」を受賞、アメリカの国際的なニュース雑誌、TIME誌の「世界で最も素晴らしい場所2019年度版」で全世界の施設の中から選ばれています。
とても凄すぎていまいち実感できませんが、とにかくデジタルアートが本格的アートの領域でも認められ、活躍してるズゴイ人集団なのです。
チームラボボーダレスのコンセプト
「境界のない1つの世界の中で、さまよい、探索し、発見する」というものです。
ほほぅ、どういうことでしょうか?
公式サイトによると、チームラボボーダレスは、「地図のないミュージアム」。
アートが境界なく部屋ごとの仕切りもなく他の作品との境界もない。その作品の中に、自分も飛び込んで、体で探索して新しい世界を作り発見するそう。
んー・・・つまりは、アートが境目なく混ざる中でに、見る側も飛び込んでアートを感じて作ってねってことらしいです。これは、新しいですね。
ポイント1.直前チケット購入方法とおすすめの服装

チケットも種類がいくつかあるのでご紹介します。
チケットの値段と種類
チケットのお値段はコチラ!
・一般/高校・大学生 3,200円
・子ども(4歳〜中学生) 1,000円
・障害者手帳をお持ちの方 1,600円
前売り券、当日券もどちらも同じ値段です。
ナイトパス
休日のみに販売しています。入場日の18:00以降に、入場できるチケットです。
通常のお値段よりも、少しお得です。
・一般/高校・大学生 2,900円
・子ども(4歳〜中学生) 1,000円
・障害者手帳をお持ちの方 1,500円
こちらも前売り券、当日券もどちらも同じ値段です。
前売り券について
公式サイトとコンビニで購入することができます。とても人気で、当日券はなかなか入手することが大変なようです。事前に前売り券を購入されることをおすすめ します。
公式サイトでは、「eチケット」を60日前から購入できます。
スマホで、eチケットのQRコードを入場ゲートで提示し、かざして入場します。チケットは10枚まで購入可能。また、直前でもVoyaginからであれば購入が可能。
コンビニで購入する場合は、ローソン、ミニストップ、セブンイレブンで購入できます。
前売り券の購入には、クレジットカードの登録が必要です。
当日券
会場の販売機で購入することができます。クレジットカードでも現金でも対応しています。
しかし、前売り券が完売している場合には、当日券の販売はありません。
公式サイトで、チケット情報は確認できるので、当日券を購入予定の方は事前の確認をしてください。
営業時間
日によって営業時間が変わります。また、休館日もあります。
月曜日〜木曜日 11:00 – 19:00
金曜日・祝日前日 11:00 – 21:00
土曜日 10:00 – 21:00
日曜日・祝日 10:00 – 21:00
休館日 毎月第2・第4火曜日
最終入館は、閉館時間の1時間前です。休日や祝日は並ぶことがあります。朝イチで入場したい方は、少し早めに到着した方が良いと思います。
混雑する時間帯
休日の開館直後は、混みやすくなるようです。時間制ではないので、好きな時間に来て、何時間でも楽しむことができます。
そのためが、来場者が同じ時間に集中すると入場規制が行われることがあります。
穴場な時間は、夕方!平日の夕方が比較的、混雑していないようですが、閉館時間には気をつけてください。
服装の注意点
コンセプトにもあるように、結構動き回るので、動きやすい格好がおすすめです。
エリアによっては、ヒールを履いてる人は入場できないところもあるので要注意です。
あと、人気の「ランプの森」のエリアは下が鏡になっているので、スカートの方は隠す用の腰布を貸し出しています。
これは、作品の様子でも説明しますが、より作品を楽しみたい!という方はぜひ白い服を着ていかれることを、おすすめします。
ポイント2.チームラボボーダレスお台場へのアクセス
場所は、お台場パレットタウンの2階にあります。
電車で行く場合
りんかい線の東京テレポート駅から徒歩5分、新交通ゆりかもめ青海駅から徒歩5分です。
お台場の大観覧車の乗り場の近くが入り口なので、大観覧車に向かえば必ず到着できます。
パレットタウン、2階のTOYOTAのショールームを通り抜けて、大観覧車方向へ進むと案内が見えてきます。
車で行く場合
お台場パレットタウン、その隣のヴィーナスフォートの駐車場がおすすめです。
会場出口で、車で来たことを伝えると、2時間の無料券をもらうことができます。
ポイント3.チームラボボーダレスお台場その他の注意点
撮影について
撮影はOKです。
しかし、フラッシュや照明を利用した撮影は禁止です。また、一脚・三脚・自撮り棒などの補助機材は使用できません。
館内は薄暗いですが、デジタルアートはバッチリ撮影できます。動画は機材にもよりますが、スマホの動画だと、写真よりも少し画質が落ちてしまいます。
コインロッカー・ベビーカー置き場について

コインロッカーはあります。全長50㎝以上の荷物は、コインロッカーに入れることをおすすめされます。
ベビーカーも荷物置き場に置くことができます。館内には、ハイハイして遊べるスペースもあります。
飲食について
展示スペースの飲食はできません。飲み物は休憩スペースがあり、そこで飲むことができます。
ペットボトルや蓋がついている水筒は、持ち込みができます。休憩スペースには自動販売機もあります。
ポイント4.チームラボボーダレスお台場の展示と服装

展示は
1 Borderless World
2 運動の森
3 学ぶ!未来の遊園地
4 ランプの森
5 EN TEA HOUSE 幻花亭
の5つの世界で構成されていますが、館内には順路もなく展示同士のはっきりとした境目もないので、本当にさまよってしまします。
同じ画像は2度と見ることができない
これらの展示画像は、録画された同じ画像が延々と流れているのではなく、常にデジタルで作り出された画像がずーっと映し出されています。
なので、つい先ほど通った場所でも、次に来た時は違う画像が映し出されていて、1度通った場所かどうかわからなくなってしまいます。
常に、自然と同じで動き続けるアートなので、その瞬間のワンシーンは2度と目にすることはできません。
体感できる(白い服装がオススメ!)
コンセプトで”その作品に自分も飛び込んで”とありましたが、まさに。
館内が天井から床から全てがアート作品なので、自分もその作品の一部になりながら、実際に「見る」だけでなく「体感」するアートです。
自分が動いた場所の花びらが、フワッと散ったり、映像だと思っていたのに触ると弾けたり。子どもたちがアスレッチクで滑り降りた後に打ちあがる花火だったり。
作品の中に入り込んで体感するというのは、初めてでとても新鮮な体験でした。しっかり作品の中に溶け込みたい!!というのであれば、白い服を来ていくことをオススメします!
創作できる

館内の一部のスペースでは、魚や昆虫に色をつけて実際にアート作品の中に放つことができます。
自分の描いた絵が、作品の一部として動くのはとても楽しくて、興奮する経験でした。子どもから大人までみんな一生懸命色付けをして、自分の魚を追いかけていました。
さまざまな刺激
館内で唯一飲食ができるのが、「EN TEA HOUSE 幻花亭」というカフェスペース。
お茶をしながらデジタルアートを体感できるカフェです。自分で選んだお茶を、目の前で入れてもらい、提供してもらいます。
一口飲むと、フワッとお茶の香りが口に残るのですがテーブルに戻したお茶の器には、フワッとお茶のフレーバーをイメージしたお花が咲きます。
また一口飲んで、テーブルに戻すとまた器の中でお花が開きます。
視覚と味覚と嗅覚と・・・いろんな感覚が刺激され、とても楽しい場所でした。ちなみに、お茶は別の物を頼むと、きちんとまた違うお花が器で開きます。
チームラボボーダレスお台場感想とまとめ
想像していた何倍も楽しい場所でした。
本当に、”体感する”という新しいコンセプトのミュージアムで、視覚だけでなく、身体全てを使ってアートを楽しむ場所でした。
非常に人気で、人も多かったのですが、海外からの観光客が多く半数は海外の方でした。
体を動かしたり、描いてみたり、香ってみたり、沢山の刺激を受けることができます。
ぜひ、興味ある方は行ってみてください。楽しいこと間違いなしです。
ちなみに、SNSでもよく見かける人気作品「ランプの森」はなんと30分待ちでした!!上手に時間配分しながら楽しんでください。