10月の初旬に、奄美大島へ旅行してきました。
旅行と言っても今回は私の母が、Airb∩b(エアビーアンドビー)で宿泊事業をしており、今回は母に会うためにの帰省も兼ねて遊びに行きました。
奄美大島の観光エリア概要
よく台風情報で名前を聞きますよね。知っているようで実は知らない奄美大島のあれこれを少しまとめてみました。
どこにある?地理情報
奄美大島は、鹿児島県の南にある、主に奄美大島、徳之島、沖永良部島、喜界島、与論島からなる奄美群島のひとつです。
奄美群島では一番大きな島で、本州4島を除くと佐渡島の次に面積の大きな島です。思いの外大きいな島です。
地図をみるとちょうど、沖縄と鹿児島の間くらいです。
すごく自然が豊かな島
とにかく温帯・亜熱帯な気候と豊かな自然があり、多くの天然記念物の動植物が生息してます。
有名なのがアマミノクロウサギやルリカケスなどです。ホエールウォッチングでくじらを見ることもできるようです。
独特な文化
奄美大島って実は所在地は鹿児島県になります。しかし、文化圏は琉球文化圏の影響も強くうけていて、固有の独特の風習や文化が根づいています。
奄美の民謡(シマ唄)もそのひとつで、シマ唄の唄者(歌う人)で、歌手としてデビューした元ちとせさんや、中孝介さんなどが有名ですね。
あと、明治以降にカトリックが入ってきて、とても信者さんが多いようで、いたる場所にカトリック教会があります。
歴史
文化でも紹介したように、琉球の文化圏の影響を強く受けています。それもそのはずで、江戸時代中期くらいまでは、琉球王朝の一部でした。
その後、薩摩藩がおさめるようになり、現在の鹿児島県に。戦後も、GHQ統治時代に、本国から分割されアメリカ占領時代があり、沖縄よりも20年ほど先に日本へ返還されいます。
ざっとみただけでも、いろいろな文化の影響を受けてきたことがわかりますが、さらに昔から、場所的にも古い貿易の拠点としてしばしば歴史書にも登場するらしい。長い歴史の中で、さまざまな歴史と文化の影響を受け独特な文化を作りあげた場所なんです。
奄美大島の観光エリア別名所

奄美大島の最大の魅力は、なんといっても、キレイな海と青い空と豊かな自然、そしてのんびりとした穏やかな時間。
そんな奄美大島を楽しむために、奄美大島のエリア別の観光名所をまとめてみました。
奄美市、龍郷町
奄美大島の北部に位置するこのエリア。空港もこのエリアにあります。
奄美大島は山が多く、くねくねとした道が多いのですが、このエリアは平野が多く広がっています。道も比較的穏やか。
空港から近いこともあって、このあたりに大きなホテルや、キレイなビーチがたくさんあります。
奄美市は、奄美大島の中心街です。
あやまる岬
奄美十景にも選ばれており、岬の展望台からサンゴ礁の海の大パノラマを見ることができます。
沖に見える水平線がゆるやかにカーブしていて、地球が丸いことが体感できると思います。
土盛海岸
奄美大島の最大の魅力といえば海ですが、ここはまさに白い砂浜とエメラルドグリーンの海が広がっています。
遠浅の海で、波も穏やか。シュノーケリングを楽しむのみぴったりです。
ハートロック
ハートの形をした潮だまり。干潮の時しか見ることができず、1日のわずかな時間しか見ることができません。
そんな貴重なハート型なので、恋愛のパワースポットとして人気です。
大浜海浜公園
日本の渚100選にも選ばれており、東シナ海に沈んでゆく夕日が圧巻のおすすめスポットです。
公園内には海洋展示館やキャンプ場、バーベキュー場もあります。
奄美市、大和村、宇検村

このあたりは、奄美大島中部。
空港からは離れているのでこのあたりを観光するのであれば、1日時間をゆったりと使うことをおすすめします。
山の多いエリアで、交通手段もバスかレンタカーのみです。少し不便なエリアですが、奄美特有の大自然を楽しめるエリアでもあります。
金作原原生林
亜熱帯の植物がそのまま残っており、原生林の生い茂る風景を楽しむことができます。
2019年の2月から、ツアーガイド同伴でなければ入れなくなりました。
また、向かう道のりも大変なのでツアーに申し込んだ方が楽しめると思います。
マテリヤの滝
山深い場所に、ひっそりとある神秘的な滝です。
オートキャンプ場なども併設されており、バンガローなども併設された公園も近くにあります。
マングローブの原生林
カヌーツアー手つかずの大自然が残る奄美大島。
その中でも特に知られているのが、このマングローブの原生林。沖縄県の西表島に次いで2番目に大きさ。めずらしい生物や植物を見ることができます。
動力船での航行が禁止されているので、カヌーをこぎ出して観察するカヌーツアーがおすすめ。大自然を存分に楽しめるアクティビティーです。
6歳以上のお子さんから参加できます。
瀬戸内町

ここは、空港からだいぶ離れています。空港からだと移動だけで2時間はかかり、到着日に向かうなら移動でほぼ1日が終わってしまうと思っておいた方がいいと思います。
しかし古い港町で、海がとてもキレイな場所です。のんびりと奄美で過ごしたいのであればおすすめのエリアです。
由井岳展望台
奄美大島の南部にあるこの展望台は、加計呂麻島との間に広がる大島海峡のパノラマを見ることができます。
ここもあやまる岬と同じく奄美十景の1つ。おすすめは、朝焼けで海がピンクに染まる早朝の時間です。
ホノホシ海岸
瀬戸内町に向かう途中にある、東南部に面した海岸です。
荒々しい波が打ち寄せる海岸で、そのため海岸に転がる石が丸い玉石ばかりです。しかし、石の持ち帰りは禁止。
波が打ち寄せるたびに、玉石がカラカラとぶつかりあう音を楽しむことができます。
しかし、冬場は激しい海風が吹くので夏場がおすすめです。
水中観光船せと
瀬戸内町の古仁屋港から運行される水中観光船。
くじらの形をしたかわいらしい船で、1日7便運行しており、船室が海中にある半潜水艦なので海中のサンゴ礁や熱帯魚を見ることができます。
ゆったりとした時間が流れる加計呂麻島
瀬戸内町の古仁屋港からさらに船で20分。大島海峡をこえてたどり着くのが、加計呂麻島です。
周囲150㎞の小さな島で、奄美本島よりもさらに離島感のあるのんびりとした空気を味わうことができます。
映画の「男はつらいよ」のシリーズ最終話のロケ地です。
奄美大島の観光エリア概要まとめ
ざっと、奄美大島の文化・歴史・見所などをまとめました。
エリアによってさまざまな楽しみ方があり、目的によって絞って観光するのがおすすめです。
今回は、ざっと大まかな観光スポットをピックアップしましたが、まだまだ楽しい観光スポットはたくさんあります。旅行される際はぜひ、観光サイトなどを確認してください。
もちろん寒い時期もあり、11月から3月くらいまでは海で遊ぶことはできません。
目的に応じて、時期や自分なりの楽しみ方を検討してください。いろんな楽しみ方があると思います。
ではでは、次回から旅行編です!!
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