そんなこんなで、到着早々開放感を味わってひたすらにのんびりすごしました。
しかし!!飛行機が遅れて到着したこともあって、あまりのんびりばかりもしておれず、夕食の食材をゲットして、母のところへ向かうことにしました。
「奄美大島旅行2泊3日(プラン初日/前編)」からの続きです。

奄美大島旅行初日プラン4. 地元のスーパーでお買い物
空港からの道のりは、ひたすらのどか。市街地までは50分ほどです。車で途中のコンビニでスパムおにぎりをゲットしてお昼にしました。
だいぶ遅めのお昼にしました。奄美はファミリーマートがあるのですが、コンビニで焼き立てのパンや、おそうざいが売られています。これがとってもおいしかったので、旅行中は結構お世話になりました。
そしてまたまた、ひたすらに車を走らせ、途中で地元のスーパーマケット「タイヨー」に寄り道しました。
暮らしが垣間見える場所
海外でも国内でも、旅先のスーパーって、とても楽しいです。東京の普段の生活では、身の回りにないものに出会えたり、そこで暮らす人たちの生活が垣間見えるので、旅先ではできるだけ地元のスーパーに寄るようにしています。
今回は、東京の実家から、「何かしら、そこでしか買うことができない調味料があったら、買ってきて欲しい」と頼まれていて、調味料と夕食の食材探しが目的。
スーパーを全体的に、ずーっと生鮮食品から見てまわりました。やはり、お魚はとっても新鮮。
地元の近海で取れたハマチやカツオなどがとてもおいしそうで、お刺身用として売られていたワカメがとても肉厚でした。
ハマチとワカメを思わずゲット。新鮮というだけでお得感。そして、意外にもお肉が安い!さすが畜産県、鹿児島。
国産牛がとても安かったです。もちろん、品物にもよりますが全体的に東京よりは安く感じました。もうその日は、BBQに即決定。お肉を購入しました。本当に食材が豊か。
地域差がとても楽しいおみそとおしょう油

そして、やはり地域差がわかりやすいと言えば、おしょう油とおみそ。日本には1,500件以上のおしょう油の醸造所があるそうで、本当に県によっても場所で味が全く違うことがあります。
ここ、奄美も、九州の中でも地域性のあるおしょう油とおみそがありました。よく地方出身者の話題であるあるですが、お出汁とおしょう油の地域性っておもしろい。
九州のおしょう油って、全体的に甘いので、九州出身の私は、関東に最初に出てきたときお出汁はもちろんなのですが、おしょう油の違いに少し驚きました。
しかし、その九州の中でもここ奄美のおしょう油はまた甘くて、お刺身に使うことが多いからか、お刺身しょう油のような濃い甘いおしょう油。
そして、調理などでは、うすくちしょう油が活躍するようで、うすくちしょう油もあわせて味見しようと、普通のおしょう油とうすくちしょう油を購入したしました。
旦那さんは、以前熊本で食べた、甘い馬刺しのおしょう油が美味しかったようで、このおしょう油にも期待満々です。
おみそもおしょう油も、同じここの地元のメーカーの、かねよみそと、かねよしょう油を選びました。
ほかにもある、地域色豊かな品々

まだまだ店内散策は続きます。
少し店内を歩いていると、旦那さんが「ん?なにこれ??」と言って手にとったのが、「チャンポンめん」というインスタント麺。
私は、昔から何度か目にしていたのですが、どうやら東京育ちの旦那さんには初めて見たよう。
おそらく、関西圏から九州くらいの範囲では、見たことや食べたことがある方も多いと思います。たしか兵庫のメーカー、イトメンさんのもの。とても鮮やかなパッケージがかわいいですよね。
たべたみたいということで、こちらもゲット。牛乳も、東京では見かけないパッケージだし、「南アルプスの天然水」はここでは「阿蘇の天然水」です。
九州限定で有名なヨーグルッペやアイスのブラックモンブランもあり、ワクワクしながらお買い物をしました。スーパーって、やっぱり楽しいです。
奄美大島旅行初日プラン5. 地元食材でバーベキュー!

スーパーでの楽しいお買い物を済ませ、またまた車を走らせます。奄美大島は、山が多いのでトンネルがとても多いのですが、基本的には道は海沿い。
海を眺めつつ夕焼けを眺めながら、お母さんのいるお家へ到着しました!
野菜もお肉もとても美味しい
買ってきた食材を並べて、バーベキューをしました。やっぱりお刺身は、とっても新鮮。味が濃厚で、身がとてもしまっていて美味しい。
そして、スーパーで買ったお醤油を使ったのですが、これがお刺身にとてもよくあいました。ウマイ!!バーベキュー用のタレも、九州の物を使ったのですが、こちらも濃厚です。
旦那さんは、もちろん黒糖焼酎を飲んでいました。やっぱり、地元の食材にあうんですね。残念ながら、私は焼酎が飲めないので、オリオンビールを少しもらいました。
調味料はけっこうおもしろい!
やはり、全体的に甘口。もしかしたら、甘いお醤油が苦手っていう方もいるかもしれませんが、やっぱり地元の食材にはとってもあってる気がしました。
そもそも、黒糖の生産地ですし、食材もとてもしっかりとしたうまみがある物が多いので、あわせやすいのかもしれません。
黒糖焼酎に関しては、残念ながらなんともレポートできないのですが、黒糖の甘い香りが特徴のようです。「れんと」などは東京でもよく見かけますが、地元では、本当にたくさんの種類がスーパーでも売られていました。
ここ奄美大島は、お水が軟水らしく(奄美群島でも島によって違うそう)、そのお水で味わいも変わるようです。
焼酎愛好家にはたまりませんね。ちなみに、九州のおじさま方は、焼酎をお湯割でよく飲むそう。水割りよりも残らないそうです。ほほぅ。
美味しい食べ物と、お酒はとっても素晴らしい。でも、この波の音や、開放感がまたより一層そう感じさせるのかもしれません。
この日は、移動もあったので、ゆっくり食事をして、久しぶりに元気そうなお母さんとおしゃべりをして、早々に休みました。
奄美大島旅行初日プラン 後編 まとめ

初日が終わりました。移動中は、テンションも高いのでそんなに疲れを感じにくいのですが、やっぱり旅に無理は禁物ということで早めに寝ました。
今回は、空港からの移動だったので、主に奄美北部が中心です。明日からは、奄美大島本島よりもさらに離島感があるれる場所、加計呂麻島へ行きます。
今回のおすすめの旅の本
極みのローカルグルメ旅 柏井壽
新書です。著者が気ままに好きな物を旅先で発見し、食べてみる、まさにローカルグルメ旅。
旅の道中の、庶民的なグルメに、著者の食へのこだわりや垣間見え、食べ歩きの旅に出たくなります。とても食べ物の描写力がすばらしい本。