昨晩はゆっくり休んで、今日から奄美旅行2日目のスタートです。天気予報が雨の予報が出ていました。
さて、どうなるか。奄美旅行2日目スタートです。
前回の、「奄美大島旅行2泊3日(プラン初日/後編)」からの続きです。

奄美大島旅行2日目旅プラン
10/18(金)の観光プラン
8:00 出発
10:00 マングローブ カヌー
14:00 古仁屋→加計呂麻フェリー
14:25 着 島内ドライブ
於斉ガジュマル
島尾敏雄 文学碑
スリ浜
諸鈍デイゴ並木
(行けたら 徳浜)
16:30 フェリー 加計呂麻→古仁屋
これが間に合わなければ、18:05 加計呂麻→古仁屋のフェリー
2日目プランの変更
昨晩から天気予報をチェックしていたのですが、当日はやはり雨予報。
朝になったら変わらないかなぁ〜と期待していたのですが、やはり朝の時点では変わらず・・・。残念。
旅に無理は禁物。
マングローブのカヌー探索は諦めようということになりました。
また、加計呂麻島へ渡るフェリーが、結構混雑するようで、希望通りの時間のチケットが購入できないと当日に帰ることができません。
時間に余裕を持たせた予定に変更することにしました。
そのぶん、加計呂麻島でたくさん観光をしようと、朝は予定通り8時くらいに出発しました。
奄美の秘境加計呂麻島へ!

加計呂麻島までのフェリーの切符を購入する
天気はくもり。今日もレンタカーで海の駅へ向かいました。
「せとうち海の駅」は加計呂麻島へのフェリーが発着している、奄美南部の瀬戸内町の古仁屋(こにや)とう場所にあります。
市街地から向かうと、奄美中部を抜けて行くので、昨日とはうって変わって山あいの道を抜けていきます。
結構くねくねとした道なので、車酔いしやすい方は要注意です。
古仁屋に入ると、ちょうど国道58号線の突き当たりにアーチ状の橋が見え、渡ると海の駅が見えてきます。
海の駅に到着し、駐車場へ車を止めて、いざ海の駅へ。
中には地元の海産物や土産物屋さんや観光案内があります。
フェリーのチケット購入
フェリーチケットの購入窓口を観光案内で聞いて、チケット窓口に向かいました。10時から販売開始。
フェリーは古仁屋から瀬相(せそう)行きと生間(いけんま)行きがあります。あわせて1日7便運行されています。
観光ルートによって変えてもOKですが、その2カ所は、車で1時間もあれば移動できるほどの距離なので、運行時刻と観光予定の都合で決めました。
11:40古仁屋発の生間行き、16:30生間発の古仁屋戻りのチケットを購入しました。
本当は、もう少し早い瀬相の発着を予定していたのですが、もうすでに埋まっていたので、時間をずらしました。
今回、私たちはレンタカーで渡ろうとしたので埋まっていましたが、車で渡るのでなければ普通席は空いていました。
ちなみに、発着する場所は同じでなくてもOKです。フェリー料金は、自動車航送料、往復¥8,970(ドライバー1人含)プラス1人分の旅客運賃、往復¥690でした。
自動車航送料は、車の車体の長さで変わり、今回私たちはアクセラクラスの車をレンタルしていたので、車両区分が4m以上5m未満だったためこの料金でした。
レギュラークラスのマーチとかであれば4m未満で¥5,950です。
少し高いなーと感じたのですが、乗ってみると小さなフェリーで、車幅で載せることができる車が限られちゃうんですね。
だから少し大きな車だとポンと料金が上がってしまうのも仕方ないのかもしれません。
古仁屋の港を散策

少し時間が空いたので、海の駅周辺を散策しました。この古仁屋の街と、加計呂麻島はエリア概要でも書いたとおり「男はつらいよ」のシリーズ最終話のロケ地です。

港にはいたるところに記念碑があります。
そして、なんと海上タクシーの待合所を発見。
ここ古仁屋の街は加計呂麻島との行き来が盛んなため、海上タクシーがあり、地元の人たちが頻繁に利用しているようです。
フェリーよりもピンポイントで送迎してくれるようで、この日も待合所には数人の人がタクシーを待っていました。
そして、港に近い地元のスーパーを散策したり、ファミマでまたまたスパムおにぎりを購入したりしている内に、乗船の時間になりました。
加計呂麻島の絶景とのコントラスト!伊子茂まもる君

車でフェリーに乗り込み、いざ加計呂麻島へ出発!!フェリーでスパムおにぎりを食べながら、少し外に出て海風に吹かれている内にあっという間に到着。
時間として20分ほどでした。
小学校を見守る「伊子茂まもる君」

心配していたお天気も、雨も降らず、雲は多いですが快晴。
到着したすごく小さな港を降りると、そこは奄美大島本島よりもさらに静かな、そして自然があるれる場所でした。
道幅は普通自動車がすれ違えるかどうかほどの幅で、ずーっと海沿いを続いています。
車もそれほど多くなく、すれ違う対向車もほとんどいません。
どこかタイムスリップしたような、時間の流れが変わってしまったかような錯覚をしてしまいます。
そして、まず最初に向かった場所が伊子茂(いこも)という小さな集落のある場所。ここに、この島のご当地キャラがいるということで見にきました。
それがその名も「伊子茂まもる君」。海沿いの道端に突然現れるクールなたたずまい。この青い海と広い空とのコントラストがなんともシュールです。
堤防に立っており、しっかりとコンクリートで固定されています。
なぜこの場所に立っているかというと、この全校生徒12人という小さな小学校を見守っているため。
実はこれ、交通安全のために、安全協会が設置したコンクリート人形。
このような交通安全人形は、沖縄の宮古島にたくさんあるようで(宮古島まもるくん)すが、奄美大島にはなぜかここ加計呂麻島に1つだけだそう。
宮古島まもる君は、数も多く、宮古島へ行かれた方ならほとんどの方が知っているそうなのですが、加計呂麻島でも知らない人がいる、伊子茂まもるくん。
加計呂麻島は北側の方が交通量が多いそうですが、なぜか南側にいるまもる君。
とてもツッコミ所が多くて、シュールな存在で、なんだかご当地キャラ化したのもわかる気がします。
信号が一カ所しかなく、外灯も少ないという加計呂麻島。この島の安全を見守り続けて欲しいです。
それにしても、いろいろシュールです。
於斉集落の巨大ガジュマルの木

さらに車で10分ほど走ると、次は於斉(おさい)という場所に着きます。ここには、巨大なガジュマルに木があると聞いて見にきました。
樹齢300年とも言われる巨大なガジュマルの木
またしてもここは、映画「男はつらいよ」のロケ地のようで、記念碑が立っていました。
しかし、それにしても、想像の数倍の大きさで、圧倒的な存在感です。樹齢は300年。
幾重にも重なった幹からは、ものすごいパワーとゆったりとした時間を楽しむことができます。
この島で、この場所で300年立ち続けているといオーラというか生命力を感じます。
ガジュマルの木には、ターザンロープがあったり、木陰で休めるベンチもあります。目の前は真っ青なビーチ。
現代の日本にもこんな秘境のような場所があるんだと、この2019年という時代感とか、10月という季節とか、鹿児島県の端っこにいるという地理感とか、それらいろいろな物が、全部取っ払われしまって、まさにタイムワープしてどこか別の世界に来てしまったかのような、そんな気持ちになりました。
とっても不思議な場所、まさに秘境でした。
奄美大島旅行2日目前編まとめ

まさに秘境、加計呂麻島。
こんなにもゆったりとした気持ちになれる場所ってすごい。少し時間も料金もかかるのですが、来て良かったと思える場所でした。
私たちは、今回車で観光しましたが、島内はバスも運航されておりバスで観光することもできるようです。
まだまだ、加計呂麻島の観光は続きます。次回は、この島の歴史や最大の目的「島尾敏雄文学碑」などを見に行きます。